「ブライスキャニオン」 【その19】

今回の旅行最後の国立公園は、
「Bryce Canyon National Park(ブライスキャニオン)」です。
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ザイオンと逆で上から下を見おろす格好となるブライスキャニオン。
高度は約2500メートル。
ザイオン、グランドキャニオンよりもずっと高い場所にあります。



ブライスキャニオン国立公園は中心となる大峡谷はありません。
ユタ州西南部のポンソーガント高原(Paunsaugunt Plateau)の
東端が侵食されいくつもの小峡谷によって構成されています。

そしてこの侵食作用が数千年続いてきた結果、
かすかにピンクや白、黄、赤といった色を見せ、
なんとも奇妙かつ不安定な姿の岩々が何千も造り出されてきました。

ブライスキャニオンの名は、近代になってこの地に最初に入植したモルモン教徒の農夫、Ebenezer Bryceに由来しているそうです。

ピンククリフ(Pink Cliffs)の一部分を形成しているのが、
ブライスキャニオンの背骨的存在とも言える山々です。
このピンククリフはもっとも険しいだけでなく、
地質学的にもグランド・ステアケース(Grand Staircase; 大階段)として知られる
一連の断崖層の中で新しい部分でもあります。

ユタ州南部に横たわるように延びるグランド・ステアケースは、
色とりどりの砂岩層の侵食・隆起によって造られました。
ブライスキャニオンの断崖はそれぞれ、その色で名前がつけられています。
グランドキャニオン側から北に向かって順に、
「チョコレート(Chocolate)」
「バーミリオン(Vermillion; 朱色)
アリゾナのリースフェリー(Lees Ferry)周辺でもっとも美しく見られます)」
「ホワイト(White; ザイオンキャニオン(Zion Canyon)を取り囲んでいる色)」
そして「グレイ(Gray)」「ピンク(Pink)」といった具合です。

ブライスキャニオンの姿は、主に水によって形づくられました。
ピンククリフからパリアリバー(Paria River)に流れる雨や雪解け水の力で、尾根やフィン(fin)と呼ばれる断崖がつくられ、
それがさらに侵食されて現在のような螺旋形や
尖塔のような形状(総じてフードゥーHoodooとも呼ばれています)
になったそうです。
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宿のチェックインをすませ
まず訪れたのがサンセットポイント。

ナバホ・ループ・トレイル (Navajo Loop Trail)
ここは、迷宮のようにトレイルが廻らされています。
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これは降りていくしかないでしょ!
ということで、降りた後にまっている登る辛さを考えずに
進んだのでした。
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サンセット・ポイントからスタートし、
標高差521フィート(159m)を下り、
往復1.4マイル(2.2km)所要時間約1-2時間の中級者向きループトレイル。
Wall Streetと呼ばれる狭くて深い谷底には、
太陽に届こうと細く高くモミの木がのびています。
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Thor's Hammerと名付けられた奇妙な岩も間近に見る事が出来ました。
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さらに進むと、Thor's Hammerの影にここにもスリーシスターズを発見。
3つ同じものが立っていると、
ブラザーズではなくシスターズと名付けるのはどしてなんだろう?
ちょっと不思議??

はじめ下りで、あとで登りは結構きつい。
ゼェーゼェーハァーハァと呼吸が荒くなってます。
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でもその分登りきったときには、一緒に登ってきた外人さんと
手を取り合ってルートを回った喜びを分かち合いました!

翌朝はサンライズポイントで、朝日をみることに!
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ブライス・キャニオンに来たら、サンライズ・ポイントで
朝日を見なければ来た価値が無いといっても過言ではありません。
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サンセット・ポイントの夕陽もすばらしいのですが、
太陽の傾き加減で岩肌の色が変化していきます。

朝、太陽が昇る前の寒い時間帯から
観光客が集まってきました。
皆さんはく息がまっしろ。

この幻想的な朝日をみるために、
ジィーット太陽がのぼる方向を見つめています。
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この日残念ながら、 空には雲がかかり、
のぼりはじめからキレイな風景をみることはできませんでしたが、
少しずつ色が鮮明になる様子は素晴らしかったです。
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とはいっても、ちゃんと太陽がでて
フードゥーが少しずつ濃い色に変化していく幻想的な姿をこの目でみたかったです。

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by yumicyama2 | 2008-12-20 07:24 | ちょっとそこまで♪
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